報道関係者各位 プレスリリース                           2006年3月15日                      ネットエージェント株式会社 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「情報漏洩の原因となるWinnyのウイルスを発覚させるソフトを無償提供」    ---個人ユーザの使用は止めず、ウイルス感染を突き止める---          http://netagent.sakura.ne.jp/lib/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  ネットエージェント株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉浦隆 幸)は、Winnyを経由した情報流出の原因であるウイルスの感染形跡を発覚させる ソフトを無償で提供します。流出情報の拡散防止は、流出の兆候発見から対策の 初動までの時間の短さが鍵となります(参考:海上自衛隊データ所有者推移※)。 ネットエージェントが独自に開発した「Antinny発覚」というソフトは、流出の兆候 発見以前に暴露ウイルスの感染の形跡を発覚できることから、その時間を短縮します。 ※http://netagent.sakura.ne.jp/lib/figures/kaiji.png  感染が発覚した場合は、直ちに職場に連絡を取りコンピュータ・フォレンジック (コンピュータに残る証拠を調査する)の専門家に被害範囲の特定などの調査を 依頼することをお勧めします。フォルダを開くだけでも変更されてしまうため、 デジタル証拠の取扱いには注意が必要です。フォレンジックは弊社でも行います。 またWinny経由で情報が流出していた場合には、拡散状況等の調査も承ります。 参考:Winny調査 http://netagent.sakura.ne.jp/lib/winny-research.html 〔Antinny発覚〕  ご家庭で個人的にWinnyを使用しているパソコンも対象であるため、Winny自体の 削除を行うことはありません。過去にWinnyのウイルスに感染した形跡があるかを 簡易調査するソフトです。さらにウイルスのアップロードの有無(知らず知らずの うちにウイルスの発信者となっていないかどうか)についても、確認できます。 ダウンロードページ http://netagent.sakura.ne.jp/lib/winny/antinny-search.html 〔Winny経由の情報流出について〕  Winny(ウィニー)は無料のP2P型ファイル共有ソフトウェアであり、Winny ネットワーク上のファイルは、無料で自由にダウンロードできます。Winnyを インストールしているコンピュータがウイルスに感染すると、コンピュータ内の ファイルがWinnyのネットワーク上に流出します。Winnyを経由した情報流出は、  1.企業や官公庁の業務に関係したファイルがパソコンに保存されており、  2.そのパソコンでWinnyを使用しており、  3.そのWinnyがウイルスに感染した 場合に発生します。このWinnyネットワークへと情報を流出させるウイルスは、 Antinny(アンチニー、アンティニー)、暴露ウイルスなどと総称されます。  暴露ウイルスによる情報流出は私用パソコンに業務データを保存しないことや、 Winny自体を削除することでも防げますが、組織全体に徹底できるまでにはタイム ラグがあり、また事後対策とはなりません。「Antinny発覚」の使用は、感染して いないか把握でき、感染が発覚した際には事後対策に取り掛かれます。  ネットエージェントは気づかないうちに感染するWinnyのウイルスを明らかに することで、ひとりひとりの安全なコンピュータの使用に貢献します。 〔この件に関するお問い合わせは〕 ネットエージェント株式会社 〒130-0012 東京都墨田区太平 3−11−10 NTKオオノビル4階 電話番号:03-5619-1243 FAX番号:03-5619-1244 メールアドレス:info@netagent.co.jp ■関連URL ネットエージェント株式会社 http://netagent.sakura.ne.jp/ ネットエージェントのフォレンジック・サービス http://forensic.netagent.co.jp/ Winnyの通信を止めるソリューション、One Point Wall http://netagent.sakura.ne.jp/lib/